マンション管理士/年収のお話し
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あなたはマン管に向いていますか?

マンション管理士の仕事の実際の最後に、この仕事に向いている人(適性)についてお話ししてみようと思います。
マンション管理士の試験は、学歴や男女の差に関係なく誰でも受けられます。試験内容は、法令系から設備、会計・管理と多様で内容もかなり難しくはなっていますが、すべて筆記試験です。
実技試験がないのでこれまでの仕事の経験が合否を左右するものではありません。つまり頭の勝負で、誰でも合格切符を手にするチャンスはあります。
しかし、開業後はそうはいきません。
マンション管理士の仕事には心労も伴います。だからこそやり甲斐があるともいえます。あなたは以下のような素養を持ち合わせた方でしょうか?マンション管理士に自分が向いているかどうか、ここで一度ご自身と相談してみてください。

●人が好きであること(コミュニケーション能力)

マンション管理士という資格の名前から、この職業は主に建物のことを考える仕事と思われている方も少なくないかもしれません。
しかし実際は、マンション管理士の仕事はその大半が対人関係です。管理組合の理事会や総会へ参加する、管理組合が上手く機能するための勉強会を開催する、決議内容について管理会社と折衝する…。
そのよう人と接する業務に多くの時間が費やされていきます。また住民方の間から騒音やペットの問題が発生した時には、個別にご自宅を訪ねるなどの働き方も必要になります。
トータルはコンサル業ではあるのですが、人が好きでなければとてもつとまる仕事ではありません。言い換えれると、人のお世話が好きな方には非常にやり甲斐ある仕事ということです。

●情熱があること

マンション管理士は、コンサルタント&アドバイザーとして、もろもろの問題・業務の矢表に立たされる立場であると理解しておいてください。
大きなところでは、管理組合と管理会社の間に入り修繕費の交渉にあたるのもマンション管理士です。
また管理組合のなかでも「ペットの飼育について賛成か反対か」、意見がわかれる住民間の調整役にならねばなりません。極論をいいますと、何も問題のないマンションにはマンション管理士はいらない、問題が山積しているのでマンション管理士が必要なのです。
われわれマンション管理士は、問題解決者(あるいは問題予防者)として、報酬をいただいています。
小さな業務でも、ひとつとして心労を感じない仕事はないです。タフな精神といいますか、情熱を持って仕事に向かう資質も絶対に必要です。

●誠実であること

このことはコンサルタント業ならどんな分野の方にも通じることかもしれません。
われわれは、相談を受けて、診断・助言・指導を行います。そして往々にして、相談者各々の意見が分かれていることがあります。ですから、まず誠実にフラットに、みなさんの意見を伺わないことにはコトの本質を知ることはできません。
問題を見極めるためには、誠実であることが欠かせないのです。また仕事の性質上、居住者の方のプライバシーに触れることもあります。
個人情報取り扱いへの注意も欠かせません。それについても根っこの資質は誠実さだと思うのです。